附置研究所と研究センターにより構成される研究連携基盤は、第16回京都大学附置研究所?センターシンポジウム/京都大学熊本講演会「京都からの挑戦 -地球社会の調和ある共存に向けて」を開催しました。
本シンポジウムは、基础研究において独自の研究业绩を持つ本学の19の研究所?センターが、それらの成果を社会に还元することを目的として、2006年から毎年1回各主要都市で开催しているものです。
今回のシンポジウムは、昨年3月に开催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のため中止となっていたもので、感染症防止のための熊本県のガイドラインに则り、収容率50%以内の定员で実施するなど万全を期して开催しました。一般公募による参加者のほか、熊本県内の高校生など合わせて211名の参加がありました。
第16回となる今回は、サブテーマを「未知の原野を行く-コロナ禍を超えた新しい世界へ」として開催しました。まず湊長博 総長が本学を代表して開会の挨拶を行い、その後、森前智行 基礎物理学研究所准教授、梅澤俊明 生存圏研究所教授、マリオ?ロペズ 東南アジア地域研究研究所准教授、德山奈帆子 霊長類研究所助教、小柳義夫 ウイルス?再生医科学研究所教授、宇野裕美 生態学研究センター特定准教授、関口格 経済研究所教授による計7つの講演が行われ、それぞれの研究成果をわかりやすく発表しました。また、講演終了後には、会場からの質問に対して講演者が答え、より理解を深めました。
続くパネルディスカッションでは、渡辺隆司 研究連携基盤長(生存圏研究所教授)の司会により、湊総長、時任宣博 理事?副学長と7名の講演者が「未知の原野を行く学問とは」について意見交換を行いました。
最后に、时任理事?副学长が総括および闭会の挨拶を行い、シンポジウムは盛会のうちに终了しました。

